リスク管理

取引を始める前に注意するべきポイントとは? 審査のプロに聞いてみた

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どうも初めまして、ラクーンフィナンシャル営業部の川名です! 皆さんは取引を始めるとき何を気にしますか? 本当にこのまま取引を進めてもいいのかと迷ったことはありませんか? 何も考えずに取引を進めてしまうと、取引先が倒産して代金が未入金になってしまったり、慎重になりすぎて前金での対応を提案したところ断られてしまうなんてことも… そんな経営者の皆さんの疑問を解決するべく、今回は企業審査のプロであり、私の上司でもある小林に話を聞いてきました!

小林 邦洋

リース会社や保証会社の与信管理セクションで信用リスクの調査や審査業務に携わり、現在は株式会社ラクーンフィナンシャルの審査部 部長。年間の審査件数は4万8千件、正真正銘この道のプロだ。

―― 川名:今日は危ない会社の見分け方と、取引をする前に注意するべきポイントを学ばせていただければと思います! よろしくお願いします!

小林:ははは~勉強熱心だね。今回はなるべく簡単にポイントだけ説明させてもらうね。

―― ありがとうございます! それでは単刀直入に危ない会社ってどんな会社のことを言うんですか?

取引の中で注意すべき会社は「倒産しそうな会社」「詐欺の会社」の二種類だね。

―― そうなんですね! じゃあまず倒産しそうな会社を見分けるためにはなにを注意すればよいですか?

倒産しそうな会社の見分け方

社員として会社のなかにいるのであれば、給料の支払いが遅れたり、賞与がカットされたりなどなど、「そろそろウチの会社危ないかも」と気が付くのは簡単だよね。でも社外から倒産しそうな会社を見分けるのって結構難しい。倒産って突然起こるからね。その中でも相手の会社の倒産の兆候をつかむためには、取引を進めるなかで「倒産のサイン」を感じ取ることが重要なんだ。

支払い条件の変更

現金払いでずっとやっていたのにも関わらず、急に手形払いに変えて欲しいと言われた場合や、締日・支払日を延長して欲しいといった連絡があったときは注意しよう。「手続きが~」とか「入金を忘れてた」とか色々理由をつけてくるかもしれないけど、企業の入金が遅れるほとんどの原因は「お金が無いから」なんだ。さすがに即倒産までは言わないけど、注意は必要だね。

幹部で退職者がでている場合

幹部クラスの役職者には会社の情報が入って来るのは早いから、幹部クラスの人間が辞めたときは注意しよう。役員はもちろん各部署の部長クラスが辞めたときも気をつけた方がいい。特に経理部長などが辞めた場合は、会社の財務を知り尽くしているので「先行きの見込みがない会社なのでは」と疑った方がいいね。

倒産しそうな会社を見破るポイント

  • 急な支払い条件の変更や、幹部クラスの退職があった場合は要注意
  • 取引先の倒産のサインを見逃さない

詐欺会社とは?

―― なるほど勉強になります。財務状況など確認しなければならないことってたくさんあるんですね。じゃあ次は詐欺会社を見極めるポイントを教えてください! でも今どき詐欺なんて引っ掛かるんですかね。

最近の詐欺の手口は巧妙化していて、例えば最初は少額で通常の取引を数回続ける、取引を数回続けることで普通の会社を装って相手を安心させるんだ。それで大きな取引を持ち掛け商品が納品されたら逃げるという手口が多いね。月末や年末などの売上が欲しいタイミングで、大きな取引を持ち掛けるからついつい無理をして売ってしまうんだよね。

詐欺の多い業種

米、肉など、食品卸の会社に被害が多い。あとは、印刷用のトナーカートリッジ、パソコンやタブレットなんかを扱う会社とか、数百万円売ったあとで詐欺と判明し、回収ができなかった例は数え切れないほどあるよ。

詐欺会社の特徴

掛け取引以外は応じない場合は怪しいと思った方がいいね。あとは取り込み詐欺業者のHPは作りが雑なことが多いからHPがあったら必ず確認しよう。少しでも怪しいと思ったら謄本を確認して、移転や役員の交代が頻繁に行われていたらかなり警戒したほうがいい。

詐欺会社を見極めるポイント

  • HPの作りが雑だったり、掛け取引以外に応じない企業は要注意
  • 怪しいと思ったらまず謄本をチェック

未入金が起きたときに頼れる売掛保証

―― 取引をするだけでこんなにも注意しなきゃいけないポイントがあるんですね。これまでのポイントを気を付けていれば安心ですね!

いやいや、今日話したことは基本中の基本。本気でリスクマネジメントをしようとすると専門的な知識はもちろん沢山の経験も必要だね。それにプロでも倒産する会社や詐欺会社をすべて見分けるのは不可能と言ってもいいぐらい難しいんだ。

―― そんなに難しいとは… 少し甘く見ていました。そのためにウチみたいな保証会社がいるってことですね?

その通り! 売掛金に保証を掛けることで、相手の会社の調査や督促などの業務を減らすことができるんだ。

売掛保証の仕組み

売掛保証とは取引代金が未回収になったときに、取引先に変わって売掛金を支払ってくれるサービスなんだ。

さまざまな保証サービス

―― 改めて見てみると、わりと保証会社ってたくさんあるんですよね。

売掛保証の種類はさまざまで、サービスによって保証内容・料金・保証金額などの条件が違うから、 自社に合ったサービスを選択することが重要になってくるんだ。

保証
対象
費用
高額
債権※1000万を超える
Web
対応
一般的な
保証会社
倒産
×
T&G
売掛保証
倒産

支払い遅延
URIHO
倒産

支払い遅延

1000万を超える債権の場合

こんな感じで一概に保証サービスといってもさまざまな種類があるんだよ。

一般的な保証会社

比較的大手の会社が多いイメージだね。メガバンク直系の保証会社とかもあって、高額の債権に対応できるのが強みなんだ。でも、倒産保証のみなので万が一の保険のように使いたい企業向けだね。

T&G売掛保証

1取引・1ヵ月から利用できる無駄のない保証プランが強み。心配な取引先だけを保証に掛けることができる。また、倒産に加えて支払いの遅れも保証してくれるというのが大きな特徴だね。倒産による支払いの割合よりも、支払いの遅れで保証金が支払われるケースが多いんだ。

URIHO(ウリホ)

URIHO

株式会社ラクーンフィナンシャルが運営する売掛金保証サービスだね。Web完結にすることで営業コストを下げて、今までにない低価格でサービスを提供しているよ。定額制の料金プランも特徴のひとつだね。また、会員登録~保証の申し込み、その他の手続きもオンラインで完結するからスピーディに保証を利用することが可能なんだ。さらに、T&G売掛保証と同じく「支払いの遅れ」にも対応しているよ。

さいごに

last dialogue

―― 今日は色々と丁寧に教えていただき、ありがとうございました! 取引における不安を解消し、新しい売上の手助けをすることが保証会社の役目! 少しでもこの記事が経営者の方にとって役に立てばいいなと思います。

その通り! それが僕たちの仕事だからね。僕たちのサービスが少しでも企業の挑戦を後押しできるなら本望だよね。

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