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業界情報

「タケダ株式会社(旧:フロンテックPRO)」が特別清算開始決定

法人名  :タケダ株式会社

所在地  :福岡県宗像市池田1625-1

代表清算人:武田宣巨

業種   :金属製サッシ製造

資本金  :3500万円

種別   :特別清算開始決定

負債総額 :約18億6100万円

 

タケダ株式会社は12月4日、福岡地裁より特別清算開始決定を受けました。負債総額は2022年12月決算期時点で約18億6100万円となっています。

 

同社は1992年4月に創業。建築物の別注のスチール製やアルミ製のサッシを製造・加工・施工していました。納入から設置まで一貫して行える体制を築き、大手住宅設備機器販売業者や建材販売業者などに受注基盤を構築していました。また、受注量増加に合わせて宮城県や群馬県に工場兼営業所を開設したほか、埼玉県・大阪府にも営業所を構え日本全国をカバー。2017年には海外製造拠点としてベトナムに現地法人「フロンテックVN」を設立するなど業容を拡大し、2018年12月期にはピークとなる売上高14億5041万円を計上しました。

 

しかし、2019年12月期は主力先からの受注減少により売上高が11億4600万円に落ち込んだうえ、前期損益修正損を特別損失として計上し、3億171万円の赤字から債務超過に陥りました。その後もコロナ禍の影響により受注が低迷し、業績の回復は鈍く、脆弱な財務状況が続いていました。

 

こうしたことから2022年12月、フロンテックPRO分割準備株式会社を設立し2023年3月、同社の事業を移管すると同時に、同社はフロンテックPRO株式会社から現商号に、フロンテックPRO分割準備はフロンテックPRO株式会社に商号を変更。同社は2023年9月30日、株主総会の決議により解散し、今回の措置となりました。

 

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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。

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