
銀行取引停止処分
株式会社ANGELO(大阪府大阪市中央区中寺)
業種:不動産賃貸
不動産賃貸業を手掛ける株式会社ANGELO(アンジェロ)は、9月10日に銀行取引停止処分を受けました。
負債総額は2019年2月期決算の時点で約125億円です。
ANGELOは2013年に設立され、ファミリー向けマンションやテナントビル、月極駐車場などの物件を多数保有していました。
また、代表の大川護郎氏は「姫路の不動産王」としてメディア出演や書籍出版を行っていたことで知名度も高く、2019年2月期の年売上高は約13億円に達していました。
その一方で、新規に取得した賃貸物件の稼働率が低調だったこと、広告宣伝費、100億円を超える借入金の金利負担などによって、約6億円の赤字を計上し債務超過に陥りました。
さらに、一部の取引先への支払い遅延が発覚したことで信用が低下していたことに加えて、賃料回収業務を委託していた管理会社とのトラブルによって家賃の入金が滞り、資金繰りがさらに悪化していました。
金融機関に対する借入金の返済猶予の交渉もうまくいかず、今回の措置となりました。
新型コロナウイルスによって不動産業界も大きな打撃を受け、取引成約件数や物件の価格が大幅に下落しました。
住宅だけではなく、テナントなどの事業用不動産も大きな影響を受けています。
特に都心部では、在宅勤務の拡大・定着によってオフィスの必要性が薄れてきたことで、8月末の時点でオフィスの平均賃料の低下や空室率の上昇が発生しました。
オフィス賃料は2014年ごろから上昇が続いていたため、6年8カ月ぶりの下落です。
今後も不動産業界にとっては厳しい状況が続くと考えられます。
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