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取引先の倒産、あなたは見抜けますか?

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倒産が近い企業には、何らかの予兆、前兆とも言うべきサインがあります。 ドラマ「半沢直樹」でも、主人公の半沢直樹が、「西大阪スチール」という企業を訪問する際に従業員や社内の様子を見て違和感を感じ取っていたように、倒産する企業には何らかのサインが出ている場合が多いです。 そのようなサイン、傾向を予め知っていれば、取引先が倒れるかもしれないと考えて、債権回収等において偏頗弁済等のリスクを負わずに先手を打った対応をとることができるかもしれません。

参考となる倒産傾向のポイント

以下では、帝国データバンク「危ない会社のチェックリスト」や過去の実経験等を参考にして、倒産する企業の特徴をピックアップしました。 もちろんあくまでも一般的な特徴ですので、これらに当てはまるからといって即危ないというわけではありませんが、これらの要素が多く当てはまる企業は要注意ですので、アンテナを張り巡らせておく必要があると思います。 【資産・財務】 ・短期の借入が目立つ。 ・銀行、信用金庫、信用組合等以外の金融機関からの借入れをしている。 ・取引先への支払いが延びている(手形支払いサイトの伸長、手形ジャンプを含む)。 ・融通手形が出回っている。 ・売上高の横ばい、減少が3年以上続いている、3期連続赤字。 ・メインバンクの変更。 ・会社や保証人の所有不動産の抵当権等に変動がある。 ・財務諸表の急な増減が目立つ。 ・接待交際費の割合が多い。 【事業】 ・本業以外への投資、多角化が目立つ。 ・商品クレームが多く、対応も不十分である。 ・過度なたたき売りをしている(特に特定の取引先等)。 ・在庫の増減が極端である。 ・過大な設備投資をしたが効果が伴っていない。 ・社名変更や住所移転が多い。 ・関係会社や仲間企業との取引がやたら多い。 ・必要のない分社化・組織再編が進んでいる。 ・業界等での評判の悪化。 【人事】 ・社長や役員の不在が目立って多い。 ・社長や役員の交替が頻繁にある。 ・従業員の退職が目立つ、経理担当者・幹部従業員が定年前に退職する。 ・給与支払いの遅延。 ・従業員の接客態度が悪い。 ・新規採用や社員研修に対して消極的。 【社内状況】 ・会社内の掃除や整理が為されていない。 ・社内に軋轢が多くなり、雰囲気が悪い。 ・社内や社長室に見慣れない人(債権者、コンサルタント等)の出入りが多くなる。 ・暴力団、反社会的勢力と関係を持っている可能性がある。 ・会議が多くなり、社長の残業が多くなる。 ・社会保険や税金などの差押通知が来る。

企業が倒産する場合のサイン

このように企業が倒産する場合のサインには様々なものがあります。 倒産されてしまうと、債権は大きくカットされてしまいます。上記の倒産企業の傾向を頭の片隅に置いていただき、引っ掛かればその企業を注視する等して見逃さないようにし、日頃より倒産企業に対する嗅覚を磨いておくことをおすすめします。
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